写真機は記憶の増幅装置
2024年のストリートスナップとポートレート、261ページ。
私が見た街、目の前にいた人、全てを日記のように記録した写真集。
カメラは800万画素の2006年製コンデジと
FUJIFILMの入門機を常に携帯して記録し続けた。
レイアウトも凝った事はせず、ほぼ時系列に並べてみた。
広告写真家である私は長年、人の為に写真を撮ってきた。
自分の写真を生み出す価値を考えた時、行き着いたのは記録という作業だった。
芸術作品ではなく、日々を生きた証として淡々と記録し続ける事が、
自分にとっての写真の価値だと
確信し、制作した一冊です。

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